カエルのセックスは後背位 | 男えらび女えらび 〜オスとメスが愛し合う理由〜

図書館で借りてきた本で衝撃を受けたので書く



男えらび女えらび 〜オスとメスが愛し合う理由〜

  • 動物の愛についての本、
  • ちょいエロでaなかなかおもしろい
  • 文章がユニークだ、というか毒吐きすぎ


で、記事のタイトル「カエルのセックスは後背位」本文から一部引用させてもらいますと、


カエルのセックスは後背位

「抱接(両生類の生殖方法)」とは文字通り、抱きつくこと。
繁殖期のトノサマガエルのオスは、うるさいほど激しく鳴きます。
成熟卵をいっぱいかかえた産卵可能なメスは、この泣き声に敏感に反応します。
同種の泣き声であれば、テープで聞かせても大興奮。
テープレコーダーに体当たりするメスもいます。
そんなメスをオスは後ろから前肢でぐっと抱きしめます。
念のいったことに、オスの親指の付け根には、
半楕円球形の盛り上がった指ダコ(婚姻瘤、雌抱硬皮)があり、
この指ダコはメスの背中からずり落ちないための滑り止めとなり、
メスの腋の下のツボを圧する役目もはたします。
その抱接の「体位」は、カエルの種によって抱きつく位置が多少異なります。
大別すると、

  • (A)腋の下や胸部を押さえるように後ろから抱きつく。カジカガエルなど、日本のほとんどのカエルがこのタイプ
  • (B)腰部を押さえるように後ろから抱きつく。ツメガエルなど、外国産のカエル

産卵は、抱接されたメスが「さあ、いくわよ」
という微妙なサインを姿勢の変化でオスに伝えると同時に始まります。
メスの肛門から出てくる卵に、オスは間髪いれずに精子を含んだ尿を吹きかけるスゴイのまでいるのです。


おもしれぇカエルのオス

ところでオスの抱接は、そのメスが気に入ったから抱きつくというものではありません。
手頃な(?)サイズのものであれば、種や性にかかわりなく抱きついてしまいます。
たまたま通りかかった魚だろうが、棒切れだろうが、はたまた野菜の切れ端だろうが、おかまいなし。
それほどオスは興奮しきっている。
だから、間違って後ろから抱きつかれたオスは、
「違う違う、ぼくはオトコだ、離してくれ!」と叫ばなければならない。
これがリリースコール(放免鳴き)と呼ばれるものです


ということなんだー
まいった。陸上の生物が体外受精をできるなんて
それにしてもオス元気だな


みなさんも挑戦してみてください


ちなみに、種が違うとリリースコールが通じない
つまり言葉が通じないので「俺はオスだよ!」と言ってもやられてしまうようです
カエルには気をつけようね