君(ThinkPadT43)との思い出を振り返る。(ちょっと気持ち入りすぎてキモい版)

俺のThinkPadT43ちゃんが、
どうやら、逝きそうだ。
君と付き合った、3年間、俺は静かに振りかえった。

出会いは、三年前の冬、グッドウィル

当時学生の俺は、ある日、全力で走り(遅刻)、
かばんを廊下の角に、こぅ、ドーーン!とぶつけ、(※シラフ)
まるで屍のように、動かなくなったFLV兄さんの代わりが必要となった。


すぐに大須グッドウィルに急いだ。(家から近かった)
そこで、俺は君とであった。
以前から憧れであったThinkPadシリーズ。君のボディ、クールだぜ。
俺は未使用中古の君の姿と値段に心揺らぎ、(とくに値段)
現金を握り締め、レジに向かった。


お買い上げ。君を買ったときのポイント、
まだ残っているんだからね!(証拠はないぜ!)


君と出会ってからの俺の生活は、
暗闇でニヤニヤする時間が増えて輝きを増した。


君と出会い、マウス、タッチパッドの存在意義を問いはじめ、
勉強会でIBMマークが入っているPCを使っている人が、同士に見えはじめ、
ThinkPaderは熱いことを知り、変人が多いことも知り、
ときにはアクセスIBMボタンに悩まされ(んぁ!また押しちゃった!)
黒くなるトラックポイント・スティックに清潔感を忘れ、
そこからトラックポイントのカバー?を変える楽しさを覚え、(ぽっこり系が俺の指にはフィット)
さらには、圧倒的なサポート力に、めまいを覚えた。

別れは突然、、ではない、そう、原因は蓄積するものだ

君との会話はいつも、いつも楽しかったよ。
寝てる時とビッグマン呑んでいる時以外は、
君との共同作業な時間でした。いぇぃ。


そんな生活から、君は消えようとしている。
近いうちに、きっと動かなくなるのだろう、
例え、動いていても、もう君の挙動の不安定ぐあいでは会話さえもままならない。
俺も挙動不審だから君のことを強くいえないんだけどね。

君が消えたら、俺にはビッグマンしか残っていない、
合同酒精の販促チームに入るしか、俺には生きる道はないのだろう。


思えば、君との別れの原因となったのは、
忘れもしない、今年の夏、あの日、あの場所。


君と一緒に登った富士山、なんだろ?

八ヶ岳と富士山でやまのぼらー - 酒は血液、呑んだら献血

あの時の砂嵐、すごかったな。
そんな砂嵐の中、君はがんばってパブリッシュしていたね。
そして、頂上で君と俺は「やれやれだぜ」互いの肩を叩きあい、
揺るぎなき確実な何かを得ることができた。
地上に戻ると、君は語尾にガリガリとつけるようになっていた、


うん、砂入っちゃったね。


語尾のガリガリは、時間がたつにつれ、慣れていた、
いや、きっと、自分に言い聞かせていた、
「ははは、こいつ、またいってるぜ、はははは・・・」
そう、君は、いつの日か、ガリガリとしか言わなくなっていた。


今のノーパソには防水機能と防砂機能がたりない、
ということに気づき、うほほきと思っていたが、
もう誤魔化せない、
自分にうそをつくのはやめよう、
そう、君はぶっ壊れている。物理的に。


だから俺は、今日、また止まった君を見つめながら決心した。
あの日みた夢を実現しようって。


君から学んだこと、設定した情報、入れたソフト、とか
きっとThinkPad X200sちゃんが受け継いでくれるはず。


君が次に目覚めるとき、
おそらく、俺のことをもう覚えていないだろう、(フォーマット)
でも、俺は君を忘れない、約束しよう、RTMにもTodo追加しとくから。


気づくと俺は、抑えきれないこの衝動にかられ。
「うぉおお!カスタマイズ!カートイン!!!!」

出荷まで10営業日。(ちぅ!年明け)
でも、た、たまらん!


だが、ふと、我にかえると、
そこには、ガリガリいわず、静かに動く、
まるで、出会った頃のような君がいた。


おかえり。


もう少しだけ、もう少しだけ、
やっぱ、俺は君と共同作業していきたい。
さぁ、今夜も暗闇がまってるぜ(キラッ☆
重要な作業中に止まったら許さないんだから!(ちょっとツンデレ


おわれ