"酒"を読む

本を返しに愛知県図書館にいってきた
何借りよ〜かな〜とふらついていたら




『酒』: たばこ総合研究センター


軽くパパパ〜と見て
「酒」と取り上げ、それぞれの専門家に話を伺いまとめた一冊


酔い状態、酒につよいとは

「酔う」という行為は――たばこも若干そういう面をもっていますが――、意識と無意識が葛藤している状態なんです。意識が自分の喪失の仕方をコントロールしている状態。酒に酔いながら、自分の酔い方を調整している。そういう面白いことを「酔い」はやっているわけです。
われわれは、しばし「酒が強い」と言いますね。強いというのは、誉め言葉であって、決して貶し言葉ではない。酒が強いというのは、要するに、長時間その酔いに耐えることができるという意味です。酔いをコントロールする人が、酒が強い人なんです。そして、それはいいことなんです。なぜいいかと言えば、少し哲学的な言葉を使うと、両義的な状態を自分でコントロールすることができるからです。意識が目覚めていながら、同時に眠ろうとしている。言い換えれば覚醒/麻痺の過程を自分自身でコントロールできることが酒に強いことであり、それができる人が酒に強い人なんです。

冒頭でこんな一説あった

酔いというのは、現実の感情を記憶の感情のように変える作用があります。すると今が過去になり、過去が今になる。そこに「永遠の今というような気分が浮かび上がってくるんです。決して長続きはしません。しませんが、確かにその悲しみを味わうことはできるんです。ほんの束の間ですがね。こういうことができる道具としての酒というのは、なかなかたいしたものだと思いますね。

また、酒は人生における「消費」である。(御飯をたべるのはエネルギーをつくり出すので「生産」となる)
そして「消費」とは結果よりも過程が大切、生産は結果が大切
消費の過程を楽しむ道具として酒は本当に素晴らしいと思う。だって血液に直接アルコール入れても楽しくないもんなぁ
そう、消費とは楽しいものだ


この本、酒でも呑みながら味わいたい一冊です
ちなみに「酔眠: すいみん」は酒に酔って寝ることだそうよ
う〜ん、酩酊webCreatorと名乗ろう


酒は血液!
よーやく前回の献血から4ヶ月たって献血できるので
週末は血液を補充して、抜きにいってきますかな!